遊び人親子の日記

このブログは親子で気まぐれに更新しています。gooブログから引っ越ししてきました。

40年前は懐かしい?

 11月10日(土)18:00から中学3年のクラス会と先生の古希を祝う会があり、
 参加してきました。
 みんなは、会場のホテル(○子温泉)に一泊して、3次会まで盛り上がったよう
 ですが、私は、翌日早朝から中長距離水泳大会があるため、1次会で失礼させて
 もらいました。

 当日は、あいにくの雨で、午後3時過ぎに自宅を出発、高速を使い4時半前に
 会場ホテルに到着。
 先生とみんなは、マイクロバスで集まり合流。
 
 古希を迎える先生や、学級委員のS君の挨拶に始まり食事をしながら、
 (カラオケする人もいた)歓談し、最後に中学校の校歌を合唱して1次会は
 終了。先生は70歳には見えない位、お元気でした。

 司会のS君や学級委員のS君は、挨拶の中でからかもしれないけど、
 「あの頃を懐かしく思い出して語り合おう」みたいなことを言っていた。

 でも、私の今の心境は、中学生時代や高校時代が懐かしい、、、という感覚
 はあまりないなあ。
 あんまりよく覚えていないし・・・。皆はほんと色々なことをよく記憶していて
 そのことのほうに逆に感心してしまう。
 楽しそうにしゃべってるみんなが、ちょっと羨ましいような、ちょっと違う
 感じのような、居心地の悪さを覚えた。

 中学生の私は、馬鹿でつまんない女の子だったなあ~と恥ずかしい気分になる 
 から思い出したくないのかもしれない。
 なにしろソフトボール(部活)のために、仕方なく通学していた記憶しかない。
 出来れば、あの頃に触れられたくない・・・のかな。
 小さい町で、親や先生達、よく知っている人達に囲まれ、当然「当たり前の
 学生」をしなくてはいけなかったし、その常識を破る力もなかった。
 ほんとに つまんない嫌な奴だったと自分で思う。
 そんな自分やそんな時代を懐かしむってことが、可能なのだろうか?

 今の私の「懐かしむ」とは、娘の小さい頃のしぐさや行動、甥っ子たちとの
 家族旅行での出来事、その時の景色など。

 懐かしむ暇などなく、日々を必死で娘と生きていたあの頃が懐かしい・・かも。

 そうか、一生懸命生きていないと懐かしむことも出来ないのかもしれない。
 だから、何となく、こうじゃない!と思いつつも逆らうこともできずに
 適当に過ごしていた自分が好きになれず、許せないのかなあ。

 どちらにしても、現在の私には、昔のことより「これから」のことに関心が
 あるみたいです。昨日の話をするより明日からの話のほうがずっと楽しい!


              わがまま母